エコ・ドライブ電波時計の技術で人に優しく、環境にもやさしい電波時計が
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電波時計(でんぱどけい)とは、標準電波(日本ではJJY)を受信して誤差を自動修正する機能を持つ時計のことをいいます。最近は様々な国々に送信局が設置されていて、電波時計の送信局には、原子時計と呼ばれる時計が設置されています。この原子時計は誤差が10万年に1秒といわれ、ほとんど誤差がないようです。電波時計の送信局は、このセシウム時計の日付・時刻情報のデジタル信号を電波の信号に変換して電波時計に送信しています。電波時計の送信局から送られてくる信号を電波時計に内蔵された受信機が一定時間ごとに読み取り(読取間隔は機種ごとにそれぞれ異なる)、自動的に時刻を合わせています。このため電波時計では、電波が正常に受信できる環境に限り、時刻合わせなどの手間を省きつつ、秒単位で正確な時刻を知ることができます。現在日本では実施されていませんが、夏時間にも対応することができ、この場合も年に2度の時刻合わせを行う必要がないそうです。
電波時計は時刻合わせの手間がかからないという利点を生かし、メンテナンスしにくい場所に設置される事が多い掛時計や、据え置き型の目覚まし時計のような製品が多数のメーカーより販売されています。電波時計はデジタル表示、アナログ表示、いずれの製品もありますが、アナログ表示の方が若干高価な傾向にあります。電波時計には標準電波に含まれる日付情報を表示するカレンダー機能を持つ電波時計や、アナログ表示でも内部では午前と午後を認識して昼間のみ時報を鳴らす電波時計などもあります。最近の電波時計は複数の国の電波に対応している機種や、腕時計型の機種も製品化されていますが、電波時計の受信装置の小型化・低価格化が充分に進んでおらず、特に電波時計の腕時計は高価になりがちです。女性用の電波時計では、クォーツ時計並みの小型でファッション性の高い、特にブレスウォッチと呼べるようなデザインの電波時計は発売されていません。
シチズンの電波時計は2007年2月現在で、風防を除き本体ケース・裏ブタ部分に至るまで金属素材の製品で電波時計は構成され、いわゆる「フルメタル」の電波腕時計を販売・展開しています。シチズン時計製→男性用電波時計は、高級ラインのエクシードから、廉価版のフォルマまで幅広い価格帯のモデルを展開していますが、比較的高価のクロノグラフ機能搭載モデルやディスク式の曜日・日付表機能を搭載したモデルを中心に電波時計の売り上げを伸ばしています。女性用電波時計は、代表的なレディースブランド「xC(クロスシー)」を中心に、小型化されたムーブメント搭載の女性用電波時計を定期的に開発・発売しているため電波時計としての完成度は国内トップクラスですが、20代後半以上の女性をターゲットとしたデザインの電波時計が目立つため、20代以下の若い女性の認知度はさほど高くありません。なお、2006年10月よりxCのイメージキャラクターとして篠原涼子を起用しています。